新作のおしらせ

3月の公開作は浅沼とおるさんの『ねこのけいさん』です。(フレーベル館)

表紙の猫2匹は塀の上、その下を通りかかったねずみ、、お腹の空いていた猫たちはちょうどいいところに現れたごちそうをいただこうと・・・でもねずみは1匹、猫は2匹でした。黒猫が気づきます。まてまて、あのねずみ、どうやら魚釣りに行くらしい、、、ならば!

そこから始まる猫たちの『けいさん』そしてその計算はどういう答えを出したんでしょうか?

1月公開『おもちのかみさま』(佼成出版社)
2月公開『まじょのルマニオさん』(文溪堂)

1、2月の作品は『おもちのかみさま』(佼成出版社)、そして『まじょのルマニオさん』(文溪堂)です。

まずパンチのあるタイトルと表紙の絵はこの時期によく見かけたのでは?の『おもち』が主人公の『おもちのかみさま』です。

おもちの「かみさま」って言うんですが、どういうことなんでしょう?チョコレートの王様なんていう言い方はありますよね。それくらいおいしい「おもち」だっていいたいのでしょうか?

昔話の雰囲気で始まるお話は「え!」という展開をして「おお、、」となり「うわ〜」のあと「??あ、、、」と進みます。

お話を追っていくだけでも楽しいんですが、この「おもち」の表情が感情豊か?で引き込まれます。ぜひ「うごく音えほん」でこの世界に浸ってみてください、、この作品では音楽の要素は少なめで、効果音主体の作りです。お話と読みに集中してもらいたいな、と考えて作りました。お正月に余っちゃったお餅の表面が乾燥してひび割れてきていませんか?よく見るとそのひびが顔みたいに見えてくるかも・・・

そして3作目の谷口智則さん!今回は『まじょのルマニオさん』です。

こちらも表紙がイメージ膨らむ素敵な作品ですよね、ぜひ絵本でもじっくり楽しんでもらいたいです。

すこし切ない感じで始まります、、、「まじょのルマニオさんはいつもひとり・・・」

ある日怪我をした小鳥をみつけたことからそれまでのひとりの暮らしに変化が起こります・・・

内容にはあまり触れない方がいいと思いますのでぜひ「うごく音えほん」版で楽しんでもらいたい作品です。まだ寒さの残るこの時季にぴったりのお話だと思います。

アプリ視聴での困りごと

◆有料会員になったのに制限時間で見られなくなってしまう、ということが起こったとき。

【対処の仕方】購読情報がアプリ内部で更新されていないことが原因だと思われます。一度アプリを終了していただき、再度立ち上げてみてください。

アプリの終了、というのは『ホームボタンのある機種』の場合はホームボタンをダブルクリックして現れる起動中のアプリが並んだ画面(APPスイッチャー)をスワイプして本アプリのところで指を止め、さらに上にスワイプするとアプリが「終了」します。この動作をしない状態ではアプリは表に出ていないだけで終了はしていません。

『ホームボタンの無い機種』の場合、APPスイッチャーを出すのは画面の下側からスワイプした指を途中で止めるという動作になります。

購読前に

月額500円での購読の決定前には毎日3分間の試聴時間があります。まずは「音えほん」がどんなものなのかをご覧になってください。これから毎月1本くらいのペースで新作を追加していきたいと思っています。作品数が増えてきたら再生時間を決めたランダム再生ボタン、お好きな作品を集めたプレイリストを作る機能や、おすすめの作品をお知らせするエリアやリストも作っていく予定です。今のところはなるべくシンプルな見た目で、「うごく音えほん」というものを知っていただけるようなアプリにしているつもりです。これからの成長も期待してください!

またYUKOGARDENのYouTubeチャンネル内でも実際の「うごく音えほん」の中から今のところ1作だけですが『まさきくんのロボット』を全編公開しています。

対応するデバイス

iOS 12以降が利用できるiPhoneとiPadOS 12以降が利用できるiPad。

操作と使い方

初回起動時にはメールアドレスとパスワードを設定の登録を促す表示がでますが、アプリを知っていただくために登録前に視聴していただくことも可能です。この状態でも毎日3分間はお試しで各作品をご覧いただけますので、見放題で楽しみたいなとお感じになりましたらぜひ登録していただき、購読開始へと進んでいただければと思います。この登録情報により購読開始後には同時に2台のデバイス(スマートフォンおよびタブレット)にてご利用いただけます。

これからのアプリと作品の展開予定

現在はまずAppStoreのみでの公開ですが、近いうちにGooglePlayからも利用できるように開発を開始いたしますのでAndroidユーザーの皆さんはもう少しお待ちください。

操作感について:お子様が意図せずに画面に触ってしまうことで、音えほんの再生が停止してしまうことは認識しています。利用する場面によっては操作をホールド(固定)しておけるような設定もあってよいかも、ということは検討していきたいところです。利便性と複雑になり過ぎない操作感とのバランスを図りつつ開発を続けていきたいと思っています。ご意見や提案などを広く受け付けていけるように当サイト内やSNSにも窓口を開いていきます。

作品展開:海外の絵本作品にも「うごく音えほん」にしてご覧いただきたい作品がたくさんあります。すでに試作として制作している作品も少なからずありますので、権利者との利用交渉を進めているところです。ただ国内作も同じですが、作品の選定や使用許諾の取得にじっくりと時間をかけながら進めておりますので実際に海外の絵本作者の作品が公開できるまでにはもう少しお時間をいただきたいと思います。国内作の他言語化も将来的には進めたい方向ですが、文章翻訳と朗読音声の問題もあるので慎重に進めたいと考えます。絵本としての評価がすでに高い作品については新しい見方が提案できるような内容に、そして新しい作品においてはこんな絵本もあるんだ、と知っていただける窓口のひとつになりたいと願って作品作りを進めています。何よりも実際の「絵本」を手にとって読みたいと感じてもらえるような「音えほん」でなければ意義は無いと考えています。